ここ、パリDECO OFFでは本当に沢山のブランド、そして芸術的な生地に出会えます! 旧作・新作を含めて一体何万種類あるのでしょうか-。その中でも特に気に入った生地=イチ押しをいくつかご紹介します(^^)/ 日本の住宅でも使いやすく、皆様にもきっと気に入って頂けるはずです。ではでは参ります♪
先ずはDesigners Guild デザイナーズギルドのショールームに入ります。
デザイナー、トルシア・ギルドさんならではの世界観。今回の新作は柄のスケール、色使い、プリントの技法どれを取っても”素晴らしい!!”の一言。日本の住宅にもマッチするデザインです。
その中でも↓↓これがイチ押し!「PEONIA GRANDE」 あ~美しい!!まるで絵画のように描かれた大きな花柄です!! 画像でこの生地の迫力、素晴らしさが伝わるでしょうか?
絵画のような見事な花柄、PEONIA GRANDEは 、華やかで立体的にも見えるハンドペイントのプリント生地です。カーテンだけでなく、ベッドカバー、クッション、壁に掛けるタペストリー、そして椅子張地としても使用できます。本来見本帳は3月以降の入荷ですが、デコラドールでは既に入荷しています(^^) 是非是非見に来てくださいね♪ シンプルかつモダンなマンションでもこの生地が一枚掛かっているだけでもとてもオシャレな空間になります!
中央がデザイナーのトリシア・ギルドさん。彼女がデザインから監修まで行っています。だからデザイナーズ・ギルドは彼女そのもの(^^) ショールーム内で記念写真!なかなかお会いできない方です。
次にドイツが誇るJABです。モダンからクラシカルなものまで、また超高級ラインからリーズナブル価格のものまで幅広い品揃えです。
グループのブランドCARLUCCI。ベルベット使い、織の技術など、ユニークで斬新なデザインが多いのがこのブランドの特徴。全てが正にカッコイイ!
その中でもこの生地がイチ押し!「ANCIENT LAND」 どの色も素敵ですが、↓この深みを帯びたグリーンがこの生地の特徴をよく表していました。大きく描かれた葉柄。その名の通り古代を思わせるようなデザインと単色使いでありながら不思議な奥行き感。葉の重なりや捲れた感じが織で精巧に表現されているのです。写真ではなかなか良さが伝わりにくいのが残念(>_<) シンプルでありながらこれほどまでに臨場感のある生地はやはりCARLUCCIだからできるのでしょうか? このANCIENT LANDにはゴールドやシルバーのシアー(レースカーテン)を合わせるのが素敵!!
JABインタナショナルセールスの責任者マルセル・ヴィネンバーグ氏に個室で商品説明をして頂きました。とても紳士で素敵な方です。
続いてはスペインのLIZZO (リッツォ)。このブランドも好き!!
特設会場での展示、その演出が素晴らしい!
全体に落ち着いた色合い。アースカラーをベースに一つ一つ丁寧にデザインされ素晴らしい技法により表現されるLIZZOワールドの奥深さ。
そして↓↓こちらがイチ押し!「SUPREME」 一見地味に見えてしまう生地、でも、だからこそ見えてくる奥ゆかしさ、本当の美しさがあるのです。リネンの上に刺繍で柄を描き、更にその上から丁寧にゴールドを乗せるという手間のかかる仕事。手法で表現された擦れたゴールドはまるで伝統工芸のようです。遡ること江戸時代にヨーロッパから伝えられたと言われる最高級装飾品である「金唐革紙」を思わせるような・・。クラシカル、モダン、シンプル、ナチュラルのどの空間にも、更には和室にも絶対に合います! 画像では繊細さが見て取れないのが残念。その名の通り、これは最高峰ですネ。あー、この生地の素晴らしさを分かっていただけたら嬉しい( ;∀;) 百聞は一見に如かず!実際にデコラドールに見に来て下さい!近日入荷予定です(^_-)-☆
他には120年の歴史のZ+Rグループもオススメ!!グループには、モダンなデザインのZ&R(ドイツ)、高級ラインが揃うARDECORA(イタリア)、ポップでユニークなETAMINE(フランス)、ナチュラル・モダンでセンスの高いHODSOLL MCKENZIE(イギリス)、トラディショナルかつ都会的センスのTRAVERS(アメリカ)などなど・・各国を代表するブランドが入っています。
今回のETAMINEエタミンは、旅人がテーマ。2冊の新コレクション!
William Morris ウィリアム・モリス、イギリス王室御用達Sanderson サンダーソン、Zoffany ゾファニー他イギリスを代表するブランドのグループ Style Library。モリスの生地で作られた素敵なワンピースを纏ったAlisonさんに丁寧に説明を受けました。
今回のデコオフのトレンドとしては今までのナチュラル系からコンセプトは大幅には変わっていませんが、そこに明るい差し色が入ったりちょっと色の復活を感じられるとの声が多かったです。色味的にはグリーン系、オレンジ系などが多く、アフリカ大陸のモチーフも相変わらず人気です。古き良き時代の物を大切にしつつ、現代的斬新な要素も取り入れるという各ブランド。
もちろんトレンドも大事ですが、是非それに捕らわれないで自由にインテリアを楽しんで頂きたいです。好みは十人十色正解はありませんから。
今回は色々な打ち合わせが重なり、かなり過酷な出張となりました。食事もほとんどmonop’で調達でフランスらしいことはあまりできませんでした。でもそれも全て良い経験、楽しい思い出になりました!
パリはまだ土曜日はデモの影響があります。危険性はあまり感じませんが、道路が封鎖されたり、店舗・美術館が閉まったり。交通機関の乱れは移動に支障が出るかもしれません。
社長の心残りは予定していたパリ・サンジェルマンのサッカーの試合が観れなかったことのようです。その試合の結果は9-0でPSGの大勝利!また次回ですね。
来年はもっとゆったりとしたスケジュールで市内の様々なショップの見学も出来るように、これから一年頑張ります!(^^)!
来年のインテリアファブリックスは、カーテンのみならず椅子張地のコレクションが更に増えていそうな予感♪ 最近椅子張地にもはまっている店長はワクワク♪です。
それでは皆さん、Au revoir !