この度文京区にご新築されたS様のご紹介です♪ とても素敵なインテリアなのでちょっと長くなりますが沢山写真をご紹介します!(^^)!最初はLDのご紹介。お写真をご覧いただくとお分かりかと思いますが、ご新居のLDはヨーロッパのお家に居るかのような素敵な空間です! 海外を訪れた方はどことなく懐かしいような、または洋書でみたことのあるようなそんな素敵な空間です。
それもそのはず、S様ご家族は5年間ベルギーにお住まいでした。お持ちの家具、カーテン生地の選び方などなど、海外での生活をご経験された方ならではです。 ご夫妻はベルギー滞在中に各国を訪れ、週末はアンティークマーケットに足を運ばれるなどされていたそうです。 う~ん、なんとも羨ましい限りです(>_<) 私も以前イギリスに留学中はアンティークマーケットを物色しながら「こんな家具や小物を日本に買って帰れたらいいのに。。」と何度も思っていました。 現地でアンティーク家具を購入するのにはそれなりの目利きが必要です。流石に良い目とセンスをお持ちのご夫妻は、美しく存在感のある素敵な家具をいくつもご購入されていました!
ビューローブックケースにシュガーツイストのネストオブテーブルズ、下の裁縫箱なんてとても珍しいものもありますね!アンティーク家具ってどういう人達が使っててどういう経緯で今自分の手元にあるのかなどと想像すると楽しくなってしまいます!
赤い柄の生地はイタリア製。イタリアンレッドの地にライトゴールドの花柄がとても美しいジャガード織です。こちらは開閉しない飾りドレープです! 開閉用はプレーンシェードを使います。ストライプはシンプルですが上品で飾りドレープを引き立てる生地を選びます。このように色・柄・スタイルの異なるものを上手に組み合わせながらそれぞれ相乗効果を生み出すのもテクニックなのです(^_-)-☆
このような装飾レールを取り付ける場合、事前に壁面に下地が入っているかどうかが重要なのです。S様とは建築中の早い段階からインテリアの打合せをさせて頂いており、予め下地も入れて頂いていた為カーテンの取位置も全体のバランスを見ながら良い位置に取り付けることができました。
カーテンを長めに引きずるスタイルは日本ではまだまだ馴染みが薄いかもしれませんが、豪華さや流れるような美しさを演出することができます。ドレスの裾だって長めの方がよりエレガントに見えるのと同じです。もちろんクラシカルだけでなくモダンやナチュラルなど全てのテイストにも用いることができます。そしてドレスを着たら、最後はそれに相応しいアクセサリーを身につけますよね?そう、タッセルはカーテンにとってのアクセサリーです。これでひとつの美しいスタイルが完成します!
まだまだ続きます!次はレースです。リビングのレースは裾に素敵な刺しゅう柄の入ったそれはそれは素敵なレースをたっぷり使っております。吹き抜けにある採光用の高窓にも同じレース生地で使う柄の部分を考えました。1つの空間は全体の統一感とその中でもメインと引き立て役とのバランスが重要です。
左下の写真ような小さな腰高窓がある場合は、プレーンシェードで裾をデザインカットにします。右下の写真のようにレースで残った部分は廊下やトイレなどの小窓に使います。テンションポールに通しただけですが、これだけでも豪華さアップですねっ。
最後にご紹介するのは寝室です。クラシカルな柄ですが和にも洋にもよく合う生地です。特注で作られたという畳みベッドにあえてカーテンはボリューム感のあるバルーンシェードに仕上げました。
このシェードはご覧のとおり、上げた時にはふっくらバルーン、下すとすっきりとした箱ヒダスタイル。スリットがアクセントになり、畳の縁の直線とバランスが良いですね。
そして納品完了後、それぞれのお部屋に感動していたところにS様よりお茶とお菓子でまたまた感動!(^^)! カップ&ソーサーがとてもかわいいのです!!こちらの陶器はポーランドの窯元まで行ってご購入されたとのこと。マダム御用達だそうです。家具、食器、あらゆるものにS様のこだわりと思い出が沢山詰まっていました。
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