調布市O邸のご紹介。広く開放的なLDには大きな掃出窓と高窓が設置されていて、光に包まれた明るい空間でした。こだわりをお持ちのO様は床や壁の材料も厳選され、まだ家具も何もない状態ですが不思議と居心地の良さを感じた空間でした。LDは全体の色のトーンを抑え、アースカラーにまとめるべくライトグレーのカーテンにしました。幅約10mの大きな窓です。ただ単に無地のカーテンではシンプル過ぎてしまうので、地模様の入ったオシャレな生地をご提案しました。Clarke&Clarke/EnglandのSnake Charmerという生地です。その名の通りヘビ柄です。文字にするとドキッとしますが、いわゆるよくあるヘビ柄とは異なり、バックスキンのような雰囲気もあり素朴でシャビーな素敵な生地です。シンプルxモダンなインテリアにはぴったりです!
LDは2階にあり、1階からの階段には高窓がありました。LDから階段へと風の通り道ができていて、機能的で素晴らしい設計ですね。
暗くなりがちな1階には洋室~廊下~奥の洋室へと大きな掃出窓が連続して設置されています。ここにも上手に明かりを取り入れる工夫がされていました。アクセントウォールのブルーもO様のこだわりの一つ(^^)v 深みのあるブルー、オシャレですね! このアクセントウォールが主役になる空間なので、ここではカーテンは控え目にオフホワイトの無地をご提案。
白系のカーテンは壁と同化してしまい、場合によっては閉塞感が出てしまうので普段はあまりお勧めしませんが、O邸のようにアクセントウォールに比較的強い色を持ってきたり、または使用されている建材の素材を活かす場合にはこのように白系のカーテンをお勧めすることあります(^^) 周囲が建物に囲まれて暗くなりがちなお部屋の場合は、光を拡散してくれる薄手のオフホワイトが良いです。そう、障子の効果と同じです!外の光を柔らかく拡散してくれ、室内をほんのり優しく照らしてくれるのです。