昨日は定休日でちょうど打ち合わせ現場の近くでもあったため、ウィリアム・モリスのタイルを輸入販売されている松原工業様へお邪魔致しました。松原工業様は住宅用建材の加工販売、ガーデニングの施工設計をされており、その他直輸入のアンティーク雑貨の販売等も行っております。この度ウィリアム・モリスのタイルを輸入販売されるということで実際に商品を拝見しに行って参りました。代表の松原様と須藤様にはとても熱い、詳しいご説明を頂き感謝致します。
家というものはトータルコーディネートが重要ですので私たちの専門であるカーテンや壁紙だけでなく様々な建材やインテリアに合うものは常に意識しており時にはお客様に建材までのご提案をすることもあります。
こちらがほんの一部ですがウィリアム・モリスのタイルです。普段見ているファブリックや壁紙とデザインが違うものもありますが、イギリスのウィリアム・モリスミュージアムでも販売されている正式な商品です。日本向けにはまだミュージアムでも販売されていない大人気柄の「いちご泥棒」のタイルを製作中とのことです。楽しみですね!とても深い色合いとしっかりした焼き付けで存在感のあるタイルに仕上がっています。同素材で無地のタイルもあるそうなので統一感のある施工ができそうですね。
こちらはウェッジウッドのアンティークタイルだそうです。他にもダリのタイルもありました。このようなタイルをうまくインテリアに用いるととても素敵な空間になりそうです。
タイルをパネル状にして壁掛けできる製品もありました。デイジーのデザインが可愛らしいですね。そしてその壁面にもご注目下さい。これは松原工業様がイギリスより輸入されているコッツウォルズストーンです。
このようにイギリスから輸入したものを国内で加工し外壁や内装材として利用されます。蜂蜜色のハニーストーンはコッツウォルズ地方で取れる天然石で日本でも大変人気があります。その他にもとても風合いの良いベルギー製の煉瓦など日本の建材にはない雰囲気を演出できる材料が揃っています。
乾式工法と言われる方法で組み上げていきます。石と石の間にはこだわりの目地材で仕上げていきます。目地材はとても重要で仕上がりに影響しますので大切なポイントです。
このような外壁、内装、タイルなどの材料を用いた家にはやはりカーテンや壁紙などもきちんと合わせることで相乗効果が得られます。より本物に近づけるためにはやはり家の外も中もトータルでコーディネートしなければなりませんよね!ウィリアム・モリスのデザインをはじめ、イギリスのメーカーの生地は日本の家屋にも非常に合わせやすいです。新築やリフォームの際は様々な分野の専門家やお店を組み合わせてひとつの理想の家を仕上げていくという方法にも注目して頂ければと思います。
そしてこの日の最後はホテルオークラにて、毎年招待して頂いているモロッコ大使館主催のナショナルデーレセプションに参加してまいりました。お忙しい大使夫人になんとかご挨拶し、美味しいモロッコ料理を頂き、普段ならお会いする機会すらない方々と歓談をして楽しい一夜が終わりました。ドリンクコーナーには偶然か必然か、キリンの”モロッコのお母さんの知恵から”スパークリングウォーター がずらりと並んでおりしっかりモロッコをアピールされていました。世界のキッチンモロッコ編も是非ご覧ください!