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最近昔の映画をよく見るのですが、お休みの間に映画「愛情物語(The Eddie Duchin Story)」を某映画館で見る機会がありました。
その中で主人公の最初の奥様となるマージョリーの職業はなんと我々と同じインテリアデコレーターでした!1956年公開の映画に普通にインテリアデコレーターが登場するほど一般的であるアメリカに感動です! 更に200年近く前からヨーロッパで発展し続けているインテリアファブリックスなどを考えると文化の違いを思い知らされます。日本もかつては「設え」に重きを置いていたのに、現代のインテリアは量産物が主流となり簡素化されたインテリアが定番となってしまい悲しい限りです。
懐古主義と思われるかもしれませんが、セット、音楽、衣装など昔の映画は細部に渡るまで一つ一つに人の手が入っていて暖かみがあり素晴らしいすばらしいですね。現代はCGやデジタル音源を駆使してそれはそれで素晴らしいのですが、インテリアも含めてどこか機械的に作られたような寂しさを感じます。