和と洋の融合です。滋賀県のK様からご依頼をいただきました。彦根城下町に佇む和風建築の素晴らしいお宅です。
広縁の大きな掃出窓にお選びいただいた生地は、ドイツJABの和をデザインした「SAKAI」です。満月を感じさせるデザインは、和にもモダンにも合う素晴らしいデザインですね! 流石、海外ブランドのデザイン力の高さを改めて感じさせます。
障子を開けると窓一面に掛けられたドレープカーテンが見え、とても素敵です!
植物柄と満月とがバランス良く配置され、使用されている色も優しく柔らかな雰囲気です。
レ―スはプレーンシェードに致しました。程よく目隠し効果のある生地ですので、隣家からの視線も気にならず安心です。
ドレープ生地とレース生地、とてもオシャレな組み合わせです! タイバックはフランス HOULESです。和風なデザインの生地にも良く合います!
明るさを確保しつつ、目隠し効果も期待できるレース生地です。
こちらのレースは、オランダ CHIVASSOの「SNOW NOISE」です。二重の生地の間に細い糸が横方向に幾重にも入っているので、動きが出て立体感も生まれます。シェードは1枚の布を下げただけになりがちなので、このように動きのある生地で作るととても素敵です! 簾を思わせるようなデザインなので、和風建築にも良く合います。
そして、壁面にはK様特注の飾り棚。美しい組子も全てオーダーでご依頼されたそうです。K様のセンスの良さと、職人さんの技術の高さに感動しました。
至る所にK様のこだわりが感じられる素晴らしいお宅でした。
そして、こちらはリビングルーム。テレビの後ろにはOMEXCOの壁紙を使用してパネルを製作です。壁紙は当店でお選びいただき、大工さんがパネルに仕上げた下さいました。こちらの壁紙、なんとバナナの皮なのです(^^) このようにパネルなど一部分に使用すると素敵ですね!
端の処理もとても綺麗で、各職人さんたちの丁寧な仕事が感じられる現場でした。それももちろんK様のお家に対するこだわりの高さと素敵なお人柄が現場の職人さんたちを動かしているのでしょうね(^^)
リビングの横に中庭が設置されており、落ち着いた素敵な空間です。
デコラドールでは、和、洋どのようなインテリアでもご相談をお受けしております。海外ブランドの様々な材料を扱っているからこそご提案できるのです!
和風建築に日本の物を使用するというこだわりももちろんですが、少し視点を変えて海外ブランドの”和”をテーマにしたデザインを取り入れるのも良いものです。客観的に見る”和”は、私たち日本人が気付かないものや当たり前すぎてあえて取り入れないものに着目してくれます。客観的な”和”を取り入れることで、日本の素晴らしい伝統技術が際立ち、活かされる効果が生まれる気がします。素敵なデザイン、素晴らしい技術、モノづくりの情熱に国境はないのですね(^_-)-☆