先日塩尻市のT邸でもご紹介しましたが、インテリアとしての床材を考えた時に現在はフローリングが主流ですが、カーペット(絨毯)という選択肢もあるので忘れないでください。デコラドールでは国内メーカー品(サンゲツ、東リ他)のみならず海外メーカーのカーペットの施工も承っております。
マンションでも戸建でもモデルハウスでも雑誌でも当然のことのようにフローリングが標準ですよね。何故か日本においては床=フローリングという固定観念が定着してしまっているのが残念です。もちろん悪いことではないのですが、みんながみんな同じスタイルでなくてもいいと思うのです。住まう人がそれぞれのメリット&デメリットを把握し、さらに好みで選択できることが本来の住宅のあり方です。
今回はVORWERKフォアベルク社のカーペットをご紹介します。1883年創業のフォアベルクはドイツのトップメーカーです。パイル密度が極めて高く、耐久性にも優れており、ドイツの厳しい性能試験をクリアしています。また健康に害のない原料を使用しており、ハウスダストの発生を抑制します。何と言ってもこのフォアベルクカーペットの魅力は色彩豊富でテクスチャーも最高!絨毯の上を歩いた時のふわふわ感は心地よく、ゴロンと寝転んでしまいたくなるほどです(^_-)-☆
カーペットは誤解されている部分も多く、カーペットというと良くハウスダストやダニの問題が浮上してきますが、意外とフローリングの方がハウスダストや花粉が舞いやすいのをご存知ですか? こちらはインテリアファブリックス性能及び評議会及び日本カーペット工業組合が制作したハウスダストに関しての動画です。ハウスダストの舞い上がり方はフローリングに比べて1/10と少ないそうです。
フローリングもカーペットも大事なのは日々のお手入れ。それはカーテンも同じこと。年に一度の洗濯やクリーニングよりも日々のお手入れがとても有効です。掃除機をかける際にカーテンの表面の埃を吸って上げるだけでもかなり違います。床、壁、カーテンなどインテリアに使用する材料は様々でそれぞれにメリットデメリットがあります。それらをしっかり把握した上で、「与えられるインテリア」から「選ぶインテリア」にしたいものですね!