世田谷区T邸のご紹介です。
こだわりをお持ちでとてもセンスのよいご夫婦がお選びになられたこちらの生地は、イギリスColefax&Fowler[Pavilion Tree]。 麻の生地にプリントがされています。 オリエンタルな雰囲気を醸し出していますが、眺めているとどこかホッと落ち着く素敵な柄なんです。
そして、「赤いカーテンをかけてみたかった。。」という奥様のご希望が叶いました!
赤に限らず色というのは難しいもので、使う色が強すぎるとお部屋のなかで一人勝ちになってしまします。もちろん色自体をアクセントに使う場合もありますが、お部屋は床、壁、家具、照明、カーテンの全てが仲良く&全体がバランス良く納まらなくてはなりません。 このPavilion Treeの赤は落ち着いた上品な色で主張しすぎません。 更に素材の麻が生地全体を柔らかく自然な雰囲気を作ります。
マンションではこのようなL字のコーナー窓とバルコニーへの掃出窓が隣り合わせているのをよく見かけます。 このような窓ではカーテンの納まり方がとても重要! 今回はコーナー窓には柄の生地でローマンシェード、掃出窓には無地の生地で片開きカーテンを作りました。 よ~く見るとコーナー窓L字の短手はわずか20cmほど。 T様とも何度もお打合せをし、ここにはミニミニのローマンシェードを付けることにしました。 20cmの幅でも作製できるんです♪ 帯のようでかわいいサイズですが、違和感なく綺麗に納まっています。 そして掃出窓のカーテンは、あえて無地で作り両サイドに柄の生地のボーダーを付けました。 裾も少し長めです!