インテリアの中で黒や白は意外と日本人も好きな色ではありますが、ある意味使い方が一番難しい色でもあります。一歩間違えれば黒は暗く重くなりがちですし、白は明るさは出ますが平凡・単調になりやすいです。参考になる良い例がありましたのでご紹介します。
こちらはドイツのJAB社の生地の提案例。
先ずは黒から。
白とのコントラストで表現していますが、黒を用いながらも動きが感じられ、重さよりむしろ軽やかさが表れるコーディネートです。日本家屋に多い白い内装もうまく利用することができます。
そして白。
白は無地や地模様だけを中心に考えがちですが、同じ白でも素材、柄、テクスチャーを変えるだけで様々な表現が可能となり受ける印象がそれぞれ違ってきます。その時の気分により表情が違ってみえる不思議な力のある色です。質感が表れやすい色でもあるのでより上質なものをおすすめ致します。
どちらもそうですがキーは組合せです。ひとつの生地・柄だけではなく、同色系のものをいくつか組合せることでより奥行き感のある演出が可能となります。是非チャレンジしてみて下さい!