世田谷区C邸、William MorrisのArchive Printsの中から「マリゴールド」です。 モリスらしい上品でシックな植物柄です。 こちらのC邸はマンションですがとても広いLDです。大きな掃出窓がL字で2面もありました。その横には腰高窓。 全窓同じ生地でカーテンを作ってしまうと返ってメリハリがなく空間全体が単調になってしまいます。 そんな時、無地生地が登場します! MarigoldのIndigo(藍)の深みのある色に合わせて無地をコーディネート。 双方がバランスよく納まってます。
無地の生地でカーテンを作っただけでは単純になってしまうのと、Marigoldとの違和感が出てしまいます。 そこでMarigoldの中から1色を取りカーテンの裾にボーダーを付けます。更にバランス(上飾り)を付けることでより一層素敵に空間全体がまとまるのです。 バランスにもちゃんとMarigoldの生地をアクセントに入れます。ちょっとした工夫でカーテンって見違えるように素敵になるんです!
このデザインカット、結構難しくて大変な作業なんです。 縫製工場の職人さんの腕とセンスが問われる重要な部分! Marigoldで作ったパイピング、ちゃんと綺麗に曲線を描いています。お客様も大変喜んでいらっしゃいました!!
こうして、お客様のお好み+デコラドールのデザイン+縫製工場の技術が上手く連携できて、世界でたった一つの素敵なオーダーカーテンが出来るのです。 インテリアって・・・お家って・・・一つ一つ楽しみながら作り上げていくものなんです。