この度東日本大震災で被災された皆様に心よりお悔やみとお見舞い申し上げます。
被災された方々の苦しみ、必死で原発の現場や被災地で作業されている方々の努力はテレビの画面からしか見ていない我々には実際の1/100もわからないでしょう。一刻も早く、一日でも早く落ち着いた生活ができることを願っております。
戦後最悪の自然災害となり今も多数の行方不明者と何十万人もの避難所生活強いられている方々がいる中で、被害の少ない我々にできること何かを考えなければなりません。
1.節電 2.募金 3.物資の節約 4.買い占めをしない
当然のことながらこれらのことは我々の出来る最低限のことです。
弊社も日本赤十字社へ義援金を送りました。
店舗も営業しておりますが、照明と暖房は通常の半分程度に抑えるよう心がけております。
しかしながらもう一つ重要な事があります。それは経済活動を停滞させないことです。もちろん被災地の復興の妨げにならないようにすることが大前提ですが。
この東北地方太平洋沖地震が発生する以前からも消費はかなり低迷しており、我々の業界もここ数年は右肩下がりの状況が続いておりました。今回の震災により、少なくとも短期的には確実に状況が悪化することが予想できます。大企業は大企業なりの役割を果たしていますし影響も大きいと思いますが、やはり”体力”という面では我々中小企業や個人事業主にとっては重大な局面をむかえていると言えます。不要な買い占めが続いている一方で、他の部分では極端な買い控えや外出控えなど本来の経済活動が停滞しています。未だ予断の許さない原発の問題、度重なる余震、計画停電によりる影響、大規模停電の恐れなど落ち着かない日々が続いていることは承知しておりますが、被災していない地域までもこのような自粛ムードが続けば消費は落ち込み日本経済は更に低迷し結果的に被災地の復興をも遅らす一因になります。
復興には莫大なお金がかかり税金や義援金はいくらあっても足りないでしょう。
被災地の復興から日本経済の立て直しまではかなりの年月がかかるかと思います。その財源確保のためにも可能な地域は少しでも経済活動を活発化させる努力も必要ではないでしょうか。
我々も省エネをしながら通常営業をし、今後も売上の一部を義援金に回したいと思っております。