またまたイギリス関連の話題です。
昨年は雑誌「ミセス」(文化出版局)において特別付録としてウィリアム・モリスの生地が付いた11月号は大変な人気だったことは編集長様より直接伺っておりました。
そして今年はなんとパワーアップしてA4、36ページの冊子に生地が3種類も付録として付いてくる「ミセス」特別編集による、「ウィリアム・モリスのある美しい暮らし」A-BOX、B-BOXの二種類が発刊されます!AとBの違いは付録の生地の種類の違いで、どれもモリスの代表的なデザインです。発売予定は明日7月20日で予価2,850円と生地代のことを考えたら大変お得な価格となっております。
今回も大変な人気が予想されますのでファンの方はもちろんのこと、モリスって名前は聞いたことあるけど良くわからないという方も急いで書店へ走ることをおすすめ致します!ウィリアム・モリスの詳しい情報と共に実際に生地も手にすることができるのでより深くモリスの世界観を堪能して頂けるかと思います。
昨年当店がウィリアム・モリスのショップディスプレイコンテストにおいて賞を頂いたこともあって当店でもウィリアム・モリスの生地や壁紙は大人気です!モリスのデザインや色使いは日本の家屋には非常に良く合うのです。畳や障子のお部屋にうまくコーディネートしても違和感なく仕上げることもできるくらいです。150年以上の歴史のあるデザインは流行り廃りに影響されず飽きることもありません。良い物とはそういうものです。しかも意外とリーズナブル価格のものも多いんですよ!
William Morris(1834-1896)
近代デザインの創始者と謳われる19世紀のイギリスで最も傑出した芸術家、デザイナー、詩人。
イギリスの産業革命後の機械化による大量生産と職人軽視の時代のなか、装飾芸術の分野で手仕事の重要性を強調しました。
「美しいと思わないものを家においてはならない」と語り、手仕事から生まれる自然に根ざした美しさを発表し続け、草花や樹木をモチーフとしたファブリックスや壁紙は今も新鮮な魅力に満ちています。
彼が残したデザインから生まれるコレクションは、今日も世界中の人々へ不変の美しさを届けています。