渋谷区M邸のご紹介です。
10年以上前にカーテンをご購入頂いたお客様がその当時から計画していたスケルトンリフォームがいよいよ実現しました。塗り壁やモールディングなど、時間をかけて吟味されてきただけに家具や小物に至るまでとても完成度の高い仕上がりです! 凝りだすと止まらない御主人様とそれをそっと見守る奥様とお嬢様と・・素敵なご家族です。インテリアにもその温かさが現れていますね(^_-)-☆
カーテンはウィリアムモリスの「ケルムスコットツリー」。こちらももちろん施主様ご自身でお選びくださいました!アンティーク調の家具にぴったり(^^)/
「ケルムスコットツリー」 モリスが夏に使用する別送ケルムスコット・マナーの寝室にある四柱式寝台を囲むカーテンから引用され、現在のモリス・スタジオのデザイナーであるアリソン・ジーによって描かれました。大きな木の周りに草花や小鳥たちがデザインされ、自然な優しさと生命力の強さを持った素晴らしいデザインです。
塗り壁に写るアイアン調のカーテンレールの影も雰囲気がとても素敵ですね(^^)
裏地にもこだわっています! チラッと見える部分だからこそあえて違う色を使いオシャレ感を出します。
ワインラックにはお酒が満載、そしてその天面に敷いているのは10年前にご購入頂きましたOsbounre & Littleのローマンシェードを解体してリメイクしたものです。リビングのテーブルランナーももちろん同じ生地です。どちらもイギリスの生地です。お気に入りの生地をうまく活用されていてGOOD!!
お手洗いの壁紙もウィリアム・モリスの定番「アービュータス」。1913年に製作されたこのヤマモモのデザインは100年以上経った現代でも色褪せず、空間を華やかに彩ります♪ ちなみに、壁紙と同じ柄のファブリック(布)もあります(^^)
こちらは今年から中学生になられたお嬢様の念願の一人部屋です!新しい中学校になかなか登校できなかった今年の状況でしたが、部屋も新しくなり心機一転で新しい中学生ライフを送ってほしいと思います。
腰窓は白のウッドブラインド、カーテンレールはリビングと同じ形でもアンティークホワイトにゴールドをあしらった華やかなもの、カーテンはイギリスのClarke & Clarkeの生地でとてもナチュラル感があり北欧風なイメージもあるとても落ち着いたちょっと大人な雰囲気♪
「子供部屋だから、、」と簡素化されることが多いのですが、いえいえ、感受性豊かで感性の形成が発展途上のお年頃のお子様のインテリアは実はとても大事なのです!!
最後に、工事を担当されていた業者様がとても協力的であったため、事前の下地追加やスケジュールの調整などもスムーズでした。必ずしも一社で全てが完結しないケースも多々ありますがリフォーム・リノベーションだけでなく、新築時でもこのような業者間の協力体制は非常に重要で仕上がりにも影響します。施主様の夢と希望を実現するために一丸となることが一番大切ですね!